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カーボンコンポジット製品

優れた機械的特性と、炭素質による優れた熱特性、X線透過性等を併せ持つ高機能性複合材料です。

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機械的特性


炭素繊維プラスチック(CFRP)は、金属やガラス強化繊維プラスチック(GFRP)と比べて比強度および比弾性率(比剛性)で優れており、「軽くて強い」優れた機械的特性を持っています。

【製品納入事例】
(産業分野)
液晶基板、ウエハ搬送ロボット用ハンド、フラットパネル、半導体製造装置関連構造材、その他搬送機器関連
(乗り物)
防衛機材、レーシングカー、レーシングバイク、鉄道車両、航空機、人工衛星機材
(スポーツ・レジャー)
ゴルフクラブ、ラジコンパーツ

熱的特性


炭素繊維プラスチック(CFRP)は、炭素繊維の持つ低熱膨張係数により、寸法安定性に優れた成形品の製造が可能です。また、設計により線膨張係数をゼロに近づけることも可能です。熱伝導率も一般プラスチックより良いという性能も持っています。

【製品納入事例】
精密測定機器、光学精密機器、FRD/半導体製造装置機材

X線透過性


炭素繊維プラスチック(CFRP)は、X線透過性が非常に優れているため、X線検査装置の天板やカバー等に用いられています。又、500℃までの温度に対応できる材料も用意しております。

【製品納入事例】
医療用X線機器(医療用ヘッドレスト、X線管カバー、ベッド、天板等)
産業用X線機器(食品検査、半導体部品検査装置)

【素材別X線透過試験】
白く見える方が透過性が良い。実験は同じ厚み(1t)にて行っていますが、強度や剛性を考慮した場合、塩ビやGFRPは厚みがさらに増すため、透過性はさらに悪くなります。

振動減衰性


炭素繊維プラスチック(CFRP)は、振動減衰性に優れ、搬送機器においては位置決め精度向上、更なる高速化に貢献しています。その他らも精密機器における精度向上にも大きく寄与しています。

【製品納入事例】
精密測定機器、光学精密機器、FRD/半導体製造装置機材

素材別荷重タワミ例

特徴
固有振動数
重量
自重タワミ
荷重タワミ
合計
Hz
kg
mm
mm
mm
CFRP カーボンコンポジット(D1-60) 4.9 2.4 5.0 2.1 7.1
カーボンコンポジット(D1-100) 6.4 2.4 3.0 1.3 4.3
カーボンコンポジット(D1-200) 9.0 2.6 1.5 0.6 2.1
カーボンコンポジット(D1-300) 11.1 2.6 1.0 0.5 1.5
金属 SUS304 4.0 12.0 7.6 0.6 8.2
アルミA5052-H34 7.0 4.0 7.3 1.8 9.1
GFRP ハンドレイアップJRS-FRP5相当 2.1 2.3 28.5 12.5 41.0
ガラスエポキシ積層板G-10相当 2.9 2.7 14.0 5.3 19.3

※50mm×1500mm×t20mmの片持ち固定での比較 荷重は、1500mm全長に1kgの等分布荷重とする。

製品性能データ

特徴
比重
引張弾性比率
引張強度
曲げ弾性率
曲げ強度
熱膨張係数
熱伝導率
g/cm3
Gpa
Mpa
Gpa
Mpa
10-6/K
10-6/K
CFRP カーボンコンポジット(D1-60) 1.6 62 650 60 950 2.5 2
カーボンコンポジット(D1-100) 1.6 90 1100 100 900 1.7 2.4
カーボンコンポジット(D1-200) 1.7 180   200   -0.7 65
カーボンコンポジット(D1-300) 1.7 250   300   -0.8 100
金属 SUS304 7.9 200 590 200 590    
アルミA5052-H34 2.7 70 260 70 260 23.8 137
GFRP ハンドレイアップJRS-FRP5相当 1.52 9 127 10 186    
ガラスエポキシ積層板G-10相当 1.8 20 380 24 420 0.12 0.42

※CFRP物性はすべてX方向のみの性能です。Y方向はまったく別の性質を持っています。